●2004年3〜4月:シジュウカラの子育ての記録
今年は暖冬で暖かい日が多く、庭の桜も昨年に比べて4日ほど早く27日に開花しました。 |
年月日 | 記 録 | 画 像 別ウインドウが開きますので閉じてお戻りください。 |
04.5.12 | 午前中に3羽の雛が巣立ちました。 今日は宇治まで出かけていましたが、午前中に3羽の雛が巣立ってしまっていました。 家人が10時過ぎから親鳥が来なくなったのに気が付いたということで午後に帰宅してから巣箱を見たところ実にきれいな状態で巣箱と巣材のみが残されており巣立ちしたことを知りました。 明日が、孵化開始から数えた標準巣立ち予定日で、一家全員がいないので心配していましたが一日早く、今日巣立ちました。 おそらく、雛の数が少なく、食料も十分だったので少し早まったのでしょう。 見送れなかったのは少し残念ですが、まずは良かったと思っています。 今回の繁殖の総決算は、産卵数9個、巣立ち雛3羽、無精卵2個 途中で発生を停止した卵2個、卵の時に割れたか、孵化したが死亡したと思われるもの2と考えています。 親鳥は、卵の殻や死んだ雛は必ず、巣箱の外に運び出します。 卵は運べないので無精卵、死亡卵は巣箱に残ります。 従って、まとめると上記の結果となります。 |
巣立ちの後の巣箱 |
04.5.10 | 目が開き、全身羽毛に覆われています。 雛の成長は早いもので、すでに目が開き、全身が羽毛に覆われ初めています。 餌の青虫も大分大きくなっています。 週末にでも巣立つものと思われます。 |
目が開いた雛と餌を運ぶ♂ |
04.5.07 | 3羽の雛には羽毛が生えてきました。 夕方に確認しましたところ、雛は3羽で、すでに翼や頭、背中、尾などに羽が生えてきてシジュウカラの雛らしくなってきています。 数日前から人見知りをして屋根を開けても顔を上げないようになってきています。 一昨日に4卵を取り除きましたが2個が無精卵、2個が途中で発生を停止した状態でした。 後の二つは卵の状態で犬の毛の下にあるか、雛になって死亡して親に捨てられたかであろうと思われます。 |
3羽の雛 |
04.5.01 | 雛3羽と卵4個を確認しました。 午前中に、雌雄共に外出した間に、三日ぶりに巣箱の中をチェックしました。 残念ながら雛3羽と卵が4つ見えたのみです。 おそらく、孵化はこれでお終いなのでしょう。 無精卵か、発生の過程で不都合があったものと思われます。 それでも、雌雄共に熱心に子育てに励んでいますので無事に巣立ってくれることと思います。 |
雛3羽と卵4個を確認 |
04.4.28 | 雛3羽と卵4個を確認しました。 夕方の点検で雛3羽と卵4個は確実に見えました。 屋根を開けるだけで一切手をふれていませんので、雛は重なっていたり、毛の縁に隠れている可能性もあります。 とにかく、まだ孵化は完了していません。 雌が早いうちから泊まり込んでいたので孵化の時期がばらつかなければ良いがと心配していましたがやはり影響があったのかも知れません。 |
雛3羽と卵4個を確認 |
04.4.27 | 雛4羽を確認しました。孵化開始です。 朝から、雌が何度か出かけるようになり、雄も頻繁に訪れ、ごく小さな青虫等を運んでいることから、孵化が始まったことを知りました。 夕方、雨が上がり、雌が出ていった直後に確認しますと、4羽の雛が見えました。 卵は三つ見えています。 雛の下には残りの卵があり、明日には孵化するものと思われます。 |
4羽の雛を確認 |
04.4.25 | 9つの卵を抱卵中です。 夕方、雌が食事にでかけた留守に久しぶりにチェックしましたが卵の一つに凹みがあるのが気になりますがその他は大きな変わりはありませんでした。 |
9個の卵を確認 |
04.4.16 | 産卵は9個で完了でした。 今朝、確認しますと卵は9個のままででした。これで打ち止めのようです。 孵化は抱卵開始から2週間程度ですので、27日前後になると思われます。 |
写真はありません。 |
04.4.14 | 卵は9つになり、今日も抱卵中です。 朝から雨が降っていましたが、昨日と同様、雌は巣箱で抱卵中で時々雄が呼びに来て出かけます。 午後の点検で卵は9個になりましたがまだ止卵(とめだま)は産んでいないようです。 もう、一つ、二つ産むものと思われます。 |
9個の卵を確認 |
04.4.13 | 卵は8つになり、今日から抱卵開始です。 今日から、雌が日中も食事等で外出する他は巣箱に入り続けています。間違いなく抱卵開始です。 あと、1〜2日で産卵終了と思われます。 雌の外出の前後には雄が迎えに来て雄が送ってきます。 午後のチェックで卵は8つになりました。もう、犬の毛を掛けて隠すのはやめたようです。 |
8個の卵と両親の紹介です。 |
04.4.12 | 夕方、5時過ぎに7つの卵を確認しました。 今日も犬の毛が上に掛けてあり、見えないようになっていました。 |
7個の卵を確認 |
04.4.11 | 夕方、5時過ぎに6つの卵を確認しました。 今日も犬の毛が上に掛けてあり、見えないようになっていました。 |
6個の卵を確認 |
04.4.10 | 夕方、5時過ぎに5つの卵を確認しました。 今日も犬の毛が上に掛けてあり、見えないようになっていました。 |
5個の卵を確認 |
04.4.9 | 夕方、5時過ぎに4つの卵を確認しました。 今日も犬の毛が上に掛けてあり、見えないようになっていました。 |
4個の卵を確認 |
04.4.8 | お騒がせしました。今朝、3つの卵を確認しました。 今朝、巣箱をチェックしましたところ、なんと3つの卵がありました。 所用があり、そのまま出かけ、午後から撮影しようとすると卵が見えません。 要するに、犬の毛で隠してありました。前日までのチェックはいずれも巣材に一切手をふれずに目視のみで行っておりました。 犬の毛の下にあっても透けて見えると思っていたのですが、細い綿毛が密に被っていると見えなくなるということでした。 シジュウカラの産卵は一日に一つですから、一昨日から一つづつ産んでいたということだと思います。 これで、ほっとしました。 あとは、本当に夜に泊まっているのかどうかをしっかり巣箱の外から見極めたいと思います。 今のうちから、夜抱いていると、孵化がかなり不揃いになると思われるからです。 |
3個の卵を確認 |
04.4.7 | 本日も産卵していません。 朝のチェックで巣箱の中には卵はありませんでした。 また、本日の夕方の6時半に昨日と同様、雄が送ってきて、雌が巣箱の中に入りそのままお休みです。 これで4夜続けて巣箱で就寝ということになります。 さっぱりわかりません。 |
本日も写真がありません |
04.4.6 | 本日も産卵していません。 夕方のチェックで巣箱の中には卵はありませんでした。 また、本日の夕方の6時半に昨日と同様、雌が巣箱の中に入りそのままお休みです。これで3夜続けて巣箱で就寝ということになります。 どうやら産卵の時が至っていないようです。 |
本日も写真がありません |
04.4.5 | 昨日は産卵していませんでした。 昨夜は雌は巣箱の中で寝たようですが、朝チェックすると巣箱の中には卵はありませんでした。 また、本日の夕方、6時半にチェックしますとまた、雌が巣箱の中に座っていました。 昨日は下を向いたままじっとしていたのですが、今日はちょっと顔を上げてこちらを見ましたので目が合いましたので、静かに屋根を閉めました。 今日も、巣箱の中で休むようです。どうやら産卵の時が至っていないような感じです。 |
本日も写真がありません |
04.4.4 | 産卵したようです。 朝からの雨も夕方にはあがりましたが、いつもなら、雄雌ともに谷に帰っている時刻の6時過ぎに雄がやって来て巣箱の周りで執拗に歌い、心配そうに飛び回るのですが、巣箱の中から反応がありませんでした。そのうち、日が暮れて雄が一羽で帰ってしまいましたので、心配になり、巣箱の屋根を開けてチェックしたところ、雌が抱卵の時の姿勢でじっとしていました。 静かに屋根を閉めましたがその後も雌は飛び出す様子がなく、そのまま巣箱に泊まっているとおもわれます。 前回は毎朝、1卵づつ産み、ある程度卵がたまるまでは抱卵することなく、巣箱に泊まることもありませんでしたので、初卵から抱卵とは不思議な行動に思えます。 昼間は、雌雄ともに水浴びをしたり、ヒマワリを食べたりしていて巣箱にはほとんど寄りつきませんでしたので、案外、夕方になって卵が産みたくなって巣箱に入っていたのかも知れません。 このような事情で本日は、撮影は遠慮しましたので写真がありません。 |
本日は写真がありません。 |
04.4.3 04.4.2 04.4.1 |
犬の毛を追加中。初卵はまだでした。 苔の量はもう十分です。苔等のパッキングが密になり、産座がしっかりして来ました。 |
巣箱から出る♀等 |
04.3.31 | 苔はもう十分。産卵の準備は完了。 苔の量はもう十分です。あとは、産卵しながら犬の毛を足してゆくと思われます。 |
産卵準備完了か? |
04.3.30 | 雨で作業はかどらず。 一日雨で、あまり巣に来ていません。 日没後の点検も雨のため実施していません。 |
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04.3.29 |
巣材運びが続く。 犬の毛も運び初めているが、まだ、中央部に底板が見える状態。 |
巣作り開始 |
04.3.28 |
朝、一度苔運びをしたきり、さぼっていて来ない。 日没後の点検で、苔はまだ不十分で底板の一部が見える。 なお、苔は家の南側のキンモクセイの下から運んでいる。 |
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04.3.27 |
営巣開始:巣箱への苔の搬入がはじまる。 今日は、良く晴れて暖かい土曜日で、庭の桜もようやく2輪ほどほころびはじめる。 シジュウカラが裏庭のモミジの木の巣箱にやって来て、苔を運び入れはじめる。 雄は付き添ってきて、見張り役を務めているが、巣作りは完全に雌の仕事で手伝うことはない。 巣箱は表に2つ、裏に一つ掛けてあるが、昨年同様、家の北側の巣箱に営巣。 |
巣作り開始 |