●2004年3月〜のシジュウカラの子育ての記録

04.3.27
営巣開始:苔運びが始まる。

今日は、良く晴れて暖かい土曜日で、庭の桜もようやく2輪ほどほころびはじめました。
シジュウカラが裏庭のモミジの木の巣箱にやって来て、苔を運び入れはじめました。
雄は付き添ってきて、見張り役を務めていますが、巣作りは完全に雌の仕事で手伝うことはありません。
巣箱は表に2つ、裏に一つ掛けてありますが、やはり、昨年に続いて同じ家の北側の巣箱です。
04.3.28 朝、一度苔運びをしたきり、さぼっていて来ない。

日没後の点検で、苔はまだ不十分で底板の一部が見えています。
なお、苔は家の南側のキンモクセイの下から運んでいます。
以後の繁殖記録は2004年版の最終ページにまとめることに致します。


2004.03.27
初日夕刻の巣箱

 巣箱は入り口が少し下向きになるように傾けています。

苔は床が水平になるようにおいてゆきますので、まだ、巣箱の奥の方の1/3程度が見えています。
2004.03.29
夕刻の巣箱

犬の毛も入り初めています。
しかし、まだ、ぼつぼつという感じの巣作りです。

なお、シジュウカラはほとんどの卵を産み終わってから抱卵を開始します。

従って、現在は、夜になると団地の北の谷に帰って休んでいるものと思われます。