平城宮跡の鳥たち

2004.2.20
モズの囀り

春がきて盛んに囀っていました。

サエズルいうよりグゼルといった方がぴったりするようですが、高い声や低い声を織り交ぜて実に色々な声を出します。

他の鳥の鳴き真似なども入ったりして、まさに百舌(モズ)で、昔の人は良く見、良く聞いていたものだと感心します。

鳴管で作った音を喉や頭まで使って鼓室を上手に共鳴させながら複雑な音を出しているようです。

ホオジロなどと違って口をほとんど開かずに音を共鳴させる発声法と見受けました。

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